20210828真野川コアユ釣り約200匹二馬力
いよいよコアユ釣りもカウントダウンに入ってきました(今年コアユデビューの私は、詳しいことは …
このところの大雨で湖東の4河川はどこも濁流なのは昨日お伝えしたとおりです。
だからといって釣りの気持ちが衰えるわけではありません。
じゃ、どこか他はないの、ってことで降水量を見てみると、確かに彦根は24時間雨量が100ミリを超えていますが、湖北や湖西の前線より北側では24時間雨量が30ミリほどしかない。各地の河川のライブカメラを見ても、平常の水量と表示されているところが多い。じゃ、
ってことで、帰省していた息子と二人で朝3時に知内川に向けて出発です。途中、コンビニで朝飯を調達して、現地に着いたのが4時半ごろ。だいぶ日が短くなってきて、この時間では川の状況は暗くてほとんど見えません。まずは湖岸の橋から上流に向かってチェックしながら上がっていきます。
前回来た時より明らかに増水してます。かといって釣れないほどではないんですが、息子曰く「こんな流れでアユが上がってこれるの?」ってくらいの水量です。言われてみれば、湖東の4河川の濁流だとコアユが琵琶湖に戻されてるんじゃないかと思ってたくらいですから、この水量で遡上できなきゃ上流では釣れないんじゃないの?って疑問がどうしても頭をよぎります。
てことにして、上開田橋から河口に向かって下がっていくことにしました。
ずっと河口まで降りてきて、ヤナの近くを見てみると、水量は多いものの上流ほどの激流ではないし、足場の良さそうなところもあるので、車を停めて準備スタートです。
息子の道具の準備もしてスタートしたのが5時半ごろ。仕掛け投入2〜3回はハズレでしたが、そこからは順調に10投に7回くらいの割合で当たってくれます。気分的に爆釣というほどではないですが、順調なすべりだしです。
息子はランドリーバック、私はビクを護岸から吊るしてコアユを入れるんですが、ランドリーバッグが川の流れで傾いてて、どうやら最初のうちはコアユが脱走してたみたいです。1時間くらい釣ったところであげてみると「こんな少ないことないでしょ」ってくらいしか残ってないです。そこからは、ランドリーバッグを注意しながら逃さずに釣ってたみたいです。
私は、芹川の護岸セットで回収です。
いろいろ試したんですが、太いホースでビクまで落としてます。途中で止まることがあるんで、ホースに少し水を流してやるとスルスルっとビクに落ちていきます。でも、このホースの口に入れるときにコアユが暴れるんでけっこうな割合で落としてしまいます。これは改良の余地ありです。
今日は多少の雨は覚悟の上ですが、逆にさほど暑くなくて非常に快適です。この前は熱中症で倒れそうになったけど今日はその心配はなさそうです。が、まあ用心に越したことはないので十分水分をとりながら、暑くなったら空調服も活用して釣ります。
それにしても、今日は人少なそうです。終わるまでに近場に来たのは二人だけでした。
今回は、標準的な仕掛けで、ホワイトパール3本を2連結、一本足の底するラセンに大きい玉ウキ、エサはシラスとパン粉のダンゴとサバ缶と市販の鮎寄せと諸々混ぜた独自配合の2種類。どちらかというとシラスの方が釣れたような気がしますが、だからと言ってエサなしでも普通に釣れるので、エサはそれほど関係ないと思います。息子は同様の仕掛けにカゴでやってましたが、ほとんどエサなしで釣ってたみたいで、今回はエサの消費はいつもの半分以下でした。足りないと嫌だと思って、予備のシラスとパン粉を準備していったんですがまったく無用でした。
途中、ファイバーだけのハリに変えてみましたが、これはまったく当たらず。やはりパール系がいいと思います。
前回と違うのは、
こと。
です。これが、水量の関係なのか、それとも時期によるものかは不明ですが、だいたいが10センチ前後、たまに15センチクラスのビッグサイズもきます。
ちょっとわかりにくいですが、こちらが今日一のコアユ。まるまる太ってて最初はコアユと違うんじゃないかと思うくらい大きかったです。
20センチ近くあるんじゃないかというサイズでした。こちらが調理しているときの同じコアユ。
包丁との刃とほぼ同じ大きさでした。
他にも変わった柄のコアユが色々釣れました。息子が釣ったのがこちら。
私はもっと黒い柄のコアユを釣ったんですが、写真撮り忘れました。
ほとんどのコアユが黄色がかってて、白いコアユは2割くらいだったかな。追い星がついてるのもいっぱい釣れてます。
知内川に限らず時々ハスがかかるんですが、ほとんどの場合は釣り上げる前に落ちてハリを壊していくんですが、今回初めてハスを釣り上げました。
なんかブヨブヨしてて気持ち悪かったです。釣り上げるとすぐにだらだら液体を流してました。こちらは魚の好きなお兄さんに差し上げようと思って持ち帰りました。
ほぼ釣果が落ちることなく延々と釣れます。途中で動画撮影しようと思って、iPhoneをセットしてたら、うっかり川に落としてしまいました。ほっとくわけにもいかないんで、意を決して川にダイブ。どこでもそうですが、浅く見えててもけっこうな深さがあります。私が釣ってたところではほぼ腰の高さまで水がありました。それほど暑くもなかったですが、全身ビッショリになっていい冷却効果がありました。iPhone回収して動画撮影したんですが、いつの間にかiPhoneがダウン。一応防水仕様なはずですが、結果的に半日ほどおしゃかになってて、いつの間にか復帰していたものの、一部の機能が使えないような状態になってました。こりゃ早速新しいのに変えないといかんなー。
動画は20分ほど撮りましたが、この間もずーっと釣れ続けてます。
息子は、「こりゃコアユの通り道にいるみたい、ずっと釣れる」って喜んでました。
いつまでも釣れるもんだから、なかなか帰るタイミングが難しかったんですが、さすがに昼が近くなってくると腹も減ってくるしってことで11時半過ぎに終了。フリーザーパックに回収です。冒頭の写真の左が息子、右が私です。息子のはパックにまだ余裕がありますが、私のはこれ以上入らないくらいパンパン。到底、この二つは私のクーラーボックスに収まりません。途中のコンビニで氷を買って、バケツに水を張って氷で冷やしパックごとつけて持ち帰ることにしました。
だいたい大きいフリーザーパックにそこそこ入れて200匹くらいで、私のはパンパンだったんで250以上はいったかなと期待して帰って数えてみましたが、
ので、結果、6時間ほどで私のが204匹、息子のが164匹でした。知内川では500以上も釣る方もいるとは聞きますが、中〜大サイズメインで200匹も釣れたら十分満足です。
到底、うちの家庭で処理できる数ではないので、大きいサイズの30匹ほどを元魚屋アルバイトの息子が開いて一夜干しに、大きめの100匹ほどを炊き用に、残りは4軒に分けてお裾分けしました。
捌いてると、けっこうな子持ちのコアユがいました。産卵前に釣り上げて申し訳ないなと思いましたが、残ってるコアユちゃんがいっぱい産みつけて琵琶湖のコアユがどんどん繁殖することを願ってます。
炊いたコアユもいつもよりサイズが大きいので、食べ応えがあってとっても良かったです。
コアユシーズンも残すところわずかです。湖東エリアの濁流後の状況も気になるけど、あと何回知内川に来れるかなー???
私は主に湖東の三河川(芹川、犬上川、宇曽川)をメインにコアユ釣をしてるんですが、ネットをみていると
の情報をしばしば目にします。人によっては4桁なんて釣果もあるようで、コアユにハマった私としては気になってしようがない河川です。かといって、湖西まではずいぶんな距離ですし、ホイホイと行ける場所ではありません。
今回、湖西に出かけるついでがあったので、それならと知内川を見に行くことにしました。
今回のお出かけは、愛車のV-MAXくんです。連休中でどこも混んでいるであろうことと、コアユ釣りにハマってからはバイクに全然乗ってなかったので、奥さんと二人でバイクで出かけることにしました(奥さんも元ライダーです)。
バイク好きな方ならご存知かと思いますが、このバイク、どのカテゴリーにも属さない特殊?なバイクです。かなり古くなって、今や見かけることはほとんどなくなりましたが、私は大切に乗ってます。このバイクにはVブーストなるものがついていて、6000回転を超えたあたりからターボが効いたような強烈な加速をします。高速走ってても、カンカンッと2速ほど落としてアクセル開けるとビックリするような景色が見られます。これがやめられないんですよね。新型はVブーストがなくなったんでちょっと残念ですが、それでも強烈な加速は受け継がれているようです(乗ったことないですが)。
想定通り、琵琶湖大橋渡って湖西道路に乗った途端に大渋滞。そこはバイクの強みで横をスイスイいかせてもらいました。人気の白髭神社を超えると4車線の広い道ですが、そこから外れて湖岸道路の方に進んでいきます。
途中、安曇川も見てみようと寄ってみました。初めて知りましたが、安曇川には人工河川というのがあって、そこで産卵をさせているようです。見に行ってみましたが、人工河川が使われるのは8月からだそうで、水路に生えた草をせっせと掃除されていました。
安曇川の北流も覗いてみましたが、鳥が魚がつかめずにボーッと突っ立てるだけで、魚影も人も全然いませんでした。安曇川にもヤナがあるんですね。初めて「ヤナ」なるものを見ました。こりゃ、根こそぎコアユつかむ仕組みですね。びっくりしました。
途中、今津で昼飯食って、マキノまで湖岸をまた走ります。
さて、到着した知内川。昼の時間帯ですが、けっこうな人が出ています。やっぱり釣れるところに人は集まってくるんですね、当たり前ですけど。
橋の上にバイクを停めて下を覗くと、いるわいるわ、コアユがいっぱい。そりゃ釣れるでしょ!ってくらいいっぱい泳いでます。こりゃすごい。芹川でも春先は上から見るといっぱいいましたが、その比じゃないくらいいっぱいです。
河口付近では可愛らしい女の子3人の家族が仲良く釣ってました。
離れたところでお母さんが釣り上げると、女の子がビクまで持って走るって感じで、いいチームワークです。浅瀬ですし子供でも安心です。いい水遊びにもなるんですね。
私も、孫連れて来ようかと思いました。
河口から少し上流に向かうと、すぐにヤナの跡がありました。安曇川のヤナ同様、こりゃ根こそぎコアユを捕獲する仕掛けなんですね。こりゃ、ヤナがある時は、そっから上流は全くダメなのがよくわかりました。
この辺りも3人ほど釣ってましたが、見た感じはあまり釣れてるようではなかったです。そこから上流を覗いても人がいっぱい。湖東の三河川はどこもサギや鵜がいっぱいですが、知内川は
くらいです。というか、これだけの人がいてれば、鳥も寄り付きにくいでしょう。だからこそ、コアユがさらにのびのび過ごしているのかもしれません。
さらにバイクで上流に向かいますが、知内川はずーっと釣れるんですね。どれだけの人がいるか数えられませんが、どこまでも釣り人の姿がいっぱいです。連休中とはいえ、春先の芹川のように大量の釣り人がズラーっと延々上流まで並んでました。
いつか釣りに来るぞ!って心に誓って、視察を途中でやめてメタセコイヤ並木に向かいました。
なかなか遠いので、ホイホイと出かけられるわけではないけど、ゆっくり時間が取れる時には是非チャレンジしてみたいです。お盆に子や孫が帰ってきたら水遊びを兼ねて出かけてみたいもんです。
芹川、犬上川、宇曽川ときたら次は愛知川でしょ、ってことで試しにチャレンジに行ってみました。
朝から宇曽川でガッツリ釣ったので、愛知川にもコアユが遡上してるんじゃないかと思って、夕方小一時間ほど釣ってみることにしました。
冒頭の写真のような流れで、この頃の雨の影響もあってか、けっこう流れは早かったです。奥の深みの方に仕掛けを投げ入れても一気に川下に流されてしまいます。中ほどのもう少し浅瀬を狙って何回も投げてみますが、全く反応なし。魚の姿も全く見えません。見えないからといって釣れないわけではないので、我慢して奥さんと二人でところどころ場所を変えながら投げてみますが、それでもダメ。
結局、1時間ほど試してみましたが、二人ともまったくの無反応で、
という結論でした。
湖東の三河川にコアユがいて、なぜ愛知川にいないのか全くの不思議です。愛知川も芹川と同様、一段高いところを流れているため、田んぼの濁水が流れ込むことはないと思います。なのになぜ?
愛知川の最下流の河口付近で何度か釣ったことがありますが、河口付近はブラックバスやらウグイ?の類の大きな魚影がいっぱい確認できます。もう少し上流には大量の鵜やらサギが魚を狙って川を覗いています。だから、愛知川に魚がいないわけではないと思いますが、なぜかコアユは遡っていないようです。
ブラックバスに食い尽くされているのか、はたまた、上流から変な毒でも流れているのか、原因は確かではありませんが、コアユが望む環境ではないように思います。
ちなみに、犬上川や宇曽川に釣りにいくと、「ウロリ」が大量にいますが、残念ながら愛知川にはウロりすらいません。やはり水質に何らかの原因があるのではないかと考えています。