20210816知内川コアユ釣り368匹二馬力
このところの大雨で湖東の4河川はどこも濁流なのは昨日お伝えしたとおりです。 だからといって …
台風9号の進路に入ってたんで心配してましたが、大した影響もなくてよかったです。その代わり、雨も少なくて芹川や犬上川の水量は少ないまま。雨が降ると気になるのが釣り人のサガというもんですが、川をみる限りはこのところの渇水に近い浅い流れしかありませんでした。
ということで、水量は常にたっぷりの宇曽川に空き時間に午後から出かけてみました。
宇曽川はJRから下流は釣り禁止らしいですが、JRから下流はかなりの水量でゆったり流れています。釣ったことはないですが、あの流れでコアユが釣れるのかは疑問です。
半月ほど前に大学側の堤防はコッテリ草刈りされて、どこからでも川に降りやすくなりました。
護岸から川を見てみると、いつものとおり大きな魚影がウヨウヨしてます。これで釣れなかったらおかしいでしょ、ってことでJRの少し上流の流れのあるところを狙ってスタートです。この辺りは、何回かきてますが、
が釣れます。
知内川の情報を見てると、何百匹も釣ってる方もいるようで、行きたくてウズウズしますが、自分の都合上、朝からたっぷり時間を作って行ける機会はそうそうありません。
なので、今回は
ということで、少々釣れなくても我慢して釣ることにしました。
しばらく流してると、ウキがギューっともってかれて、ガンガン引いてくれます。宇曽川の元気なコアユが楽しませてくれます。あげてみるとしっかり追い星が着いた15センチクラスのジャンボコアユです。いいねー。
それからも何度か流すうちに、ポツンポツンと引いて楽しませてくれます。数釣りもいいけど、これだけのけっこうな引きは大きいのでないと楽しめません。
ところが合間合間に違うのがかかってきます。というよりかかってます。ウキは動かないし引きもほとんどない。でも流してあげると釣れてる、って感じのあまり楽しみのない魚です。あとでGoogleの画像検索で調べてみると、オイカワだそうです。冒頭の画像のカラフルなやつがオスだそうで、銀色のはメスのようです。確かに捌いてみるとメスには時々子が入ってました。
釣れないよりはマシかと思ってると、コアユよりオイカワのほうがよく釣れます。上からダラーっと下に流してあげてみると釣れてる、って感じ。
結局、
という釣果でした。
ジャンボだけを狙って釣ってるわけではないですが、小さいコアユは全くかかってきませんでした。
止まってるコアユを釣る方法があれば教えていただきたいなー。
バス釣りの二人組がいましたが、全然釣れてなさそうでした。
草むらに近いところでは蚊がいます。いっぱい刺されて痒くて溜まりませんでした。釣りには蚊取り線香が必要かもしれません。
私は主に湖東の三河川(芹川、犬上川、宇曽川)をメインにコアユ釣をしてるんですが、ネットをみていると
の情報をしばしば目にします。人によっては4桁なんて釣果もあるようで、コアユにハマった私としては気になってしようがない河川です。かといって、湖西まではずいぶんな距離ですし、ホイホイと行ける場所ではありません。
今回、湖西に出かけるついでがあったので、それならと知内川を見に行くことにしました。
今回のお出かけは、愛車のV-MAXくんです。連休中でどこも混んでいるであろうことと、コアユ釣りにハマってからはバイクに全然乗ってなかったので、奥さんと二人でバイクで出かけることにしました(奥さんも元ライダーです)。
バイク好きな方ならご存知かと思いますが、このバイク、どのカテゴリーにも属さない特殊?なバイクです。かなり古くなって、今や見かけることはほとんどなくなりましたが、私は大切に乗ってます。このバイクにはVブーストなるものがついていて、6000回転を超えたあたりからターボが効いたような強烈な加速をします。高速走ってても、カンカンッと2速ほど落としてアクセル開けるとビックリするような景色が見られます。これがやめられないんですよね。新型はVブーストがなくなったんでちょっと残念ですが、それでも強烈な加速は受け継がれているようです(乗ったことないですが)。
想定通り、琵琶湖大橋渡って湖西道路に乗った途端に大渋滞。そこはバイクの強みで横をスイスイいかせてもらいました。人気の白髭神社を超えると4車線の広い道ですが、そこから外れて湖岸道路の方に進んでいきます。
途中、安曇川も見てみようと寄ってみました。初めて知りましたが、安曇川には人工河川というのがあって、そこで産卵をさせているようです。見に行ってみましたが、人工河川が使われるのは8月からだそうで、水路に生えた草をせっせと掃除されていました。
安曇川の北流も覗いてみましたが、鳥が魚がつかめずにボーッと突っ立てるだけで、魚影も人も全然いませんでした。安曇川にもヤナがあるんですね。初めて「ヤナ」なるものを見ました。こりゃ、根こそぎコアユつかむ仕組みですね。びっくりしました。
途中、今津で昼飯食って、マキノまで湖岸をまた走ります。
さて、到着した知内川。昼の時間帯ですが、けっこうな人が出ています。やっぱり釣れるところに人は集まってくるんですね、当たり前ですけど。
橋の上にバイクを停めて下を覗くと、いるわいるわ、コアユがいっぱい。そりゃ釣れるでしょ!ってくらいいっぱい泳いでます。こりゃすごい。芹川でも春先は上から見るといっぱいいましたが、その比じゃないくらいいっぱいです。
河口付近では可愛らしい女の子3人の家族が仲良く釣ってました。
離れたところでお母さんが釣り上げると、女の子がビクまで持って走るって感じで、いいチームワークです。浅瀬ですし子供でも安心です。いい水遊びにもなるんですね。
私も、孫連れて来ようかと思いました。
河口から少し上流に向かうと、すぐにヤナの跡がありました。安曇川のヤナ同様、こりゃ根こそぎコアユを捕獲する仕掛けなんですね。こりゃ、ヤナがある時は、そっから上流は全くダメなのがよくわかりました。
この辺りも3人ほど釣ってましたが、見た感じはあまり釣れてるようではなかったです。そこから上流を覗いても人がいっぱい。湖東の三河川はどこもサギや鵜がいっぱいですが、知内川は
くらいです。というか、これだけの人がいてれば、鳥も寄り付きにくいでしょう。だからこそ、コアユがさらにのびのび過ごしているのかもしれません。
さらにバイクで上流に向かいますが、知内川はずーっと釣れるんですね。どれだけの人がいるか数えられませんが、どこまでも釣り人の姿がいっぱいです。連休中とはいえ、春先の芹川のように大量の釣り人がズラーっと延々上流まで並んでました。
いつか釣りに来るぞ!って心に誓って、視察を途中でやめてメタセコイヤ並木に向かいました。
なかなか遠いので、ホイホイと出かけられるわけではないけど、ゆっくり時間が取れる時には是非チャレンジしてみたいです。お盆に子や孫が帰ってきたら水遊びを兼ねて出かけてみたいもんです。
芹川、犬上川、宇曽川ときたら次は愛知川でしょ、ってことで試しにチャレンジに行ってみました。
朝から宇曽川でガッツリ釣ったので、愛知川にもコアユが遡上してるんじゃないかと思って、夕方小一時間ほど釣ってみることにしました。
冒頭の写真のような流れで、この頃の雨の影響もあってか、けっこう流れは早かったです。奥の深みの方に仕掛けを投げ入れても一気に川下に流されてしまいます。中ほどのもう少し浅瀬を狙って何回も投げてみますが、全く反応なし。魚の姿も全く見えません。見えないからといって釣れないわけではないので、我慢して奥さんと二人でところどころ場所を変えながら投げてみますが、それでもダメ。
結局、1時間ほど試してみましたが、二人ともまったくの無反応で、
という結論でした。
湖東の三河川にコアユがいて、なぜ愛知川にいないのか全くの不思議です。愛知川も芹川と同様、一段高いところを流れているため、田んぼの濁水が流れ込むことはないと思います。なのになぜ?
愛知川の最下流の河口付近で何度か釣ったことがありますが、河口付近はブラックバスやらウグイ?の類の大きな魚影がいっぱい確認できます。もう少し上流には大量の鵜やらサギが魚を狙って川を覗いています。だから、愛知川に魚がいないわけではないと思いますが、なぜかコアユは遡っていないようです。
ブラックバスに食い尽くされているのか、はたまた、上流から変な毒でも流れているのか、原因は確かではありませんが、コアユが望む環境ではないように思います。
ちなみに、犬上川や宇曽川に釣りにいくと、「ウロリ」が大量にいますが、残念ながら愛知川にはウロりすらいません。やはり水質に何らかの原因があるのではないかと考えています。