2021宇曽川小鮎脈釣り仕掛け
前回、7月11日に隣のおっさんから教えていただいた脈釣りの仕掛けについて、多くの反響をいただきました。おっさんの了解を得ていないので公開を控えていましたが、どうやら宇曽川では脈釣りはけっこう標準的な釣り方のようで、多くの方が脈釣りをされていることがわかってきました。
なので、仕掛けを一般公開することにしました。
冒頭の写真がその仕掛けです。パールのハリは3本で十分だと思います。5本とか7本とかでもいいとは思いますが、釣れているときはハリが多いと手返しが悪くなりますし、何本もコアユがかかってしまうと絡まる原因にもなり時間のムダになります。何より脈釣りの時はアタリが伝わりやすいように短い軟調の竿を使う方がいいと思うので、短い竿に長い仕掛けでは使いづらくなってしまいます。私的には3本ハリがおすすめです。これでも釣れる時は2連3連がきますので、十分数釣りできると思います。
竿は、私は3.6Mを使っています。うちの奥さんが4.5Mで釣ってましたが、それでも扱いにくそうでした。
短い竿で足元で釣る
って感じです。周りを見ている感じでは、さらに短い竿を使って脈釣りしている方もいるようです。5Mを超えるような竿ではアタリを掴みにくいので、脈釣りには不向きだと思います。
さて、仕掛けの説明ですが、画像のとおり(見にくいので拡大してご覧ください)、市販の3本パールの下にラセン、その下になぜか少し離してオモリをつけます。これがどのような意味があって、どのような効果があるのか、今の時点では不明です。
画像のラセンとオモリは実は近くに落ちていたものを拾ったものです。おっさん以外にもこの仕掛けを使っている人がいるということだと思います。
あと、画像では見にくいですが、道糸につける目印があるとかかった時の引きがわかりやすいのでいいと思います。目印はどんなものでもいいと思います。誘いをかけていると、目印がギュッと引き込まれたらゲットです。
普通のウキ釣りのように、上流からオモリ ⇨ 仕掛け ⇨ ウキ、を流すというよりは、オモリ・ラセンを一点に留めて、その場所で竿で誘いをかけるという感じだと思います。普通に流したのではウキ釣りと変わりませんからね。そうすることで、一点にエサが滞留して小鮎を集めて、あとは誘って数釣り、って感じだと思います。
流してパールに食いついてくる小鮎を待つウキ釣りと違って、
底にたまった餌に群がっている小鮎を誘って釣る
という感じがわかると脈釣りの成果が得られると思います。ウキ釣りが「待ちの釣り」なら脈釣りは「攻めの釣り」だと思います。何度も言いますが、
流して釣るならウキ釣りと同じです
その辺の誘いの妙は、実際にご自身で体験して納得していただくといいかと思います。
同じ条件で、釣れている時なら、ウキ釣りより確実に数が稼げると思います
これは、ある程度水深のある宇曽川独特かもしれません。芹川のように浅瀬の釣りに向くかどうかはまだ未体験です。近々、他の河川でも試してみて、また結果はこちらで報告したいと思います。
昨日、昼間に1時間ほど時間があったので、宇曽川で脈釣りしてみましたが、ほとんど釣れませんでした。土曜日でたくさんの方が釣ってましたが、脈釣りだけでなくウキ釣りもほとんどダメっぽかったです。
小鮎釣りだけでなく、どんな釣りでもそうですが、
天候、時間、水量、仕掛け、エサ、ポイント、・・・
いろいろな条件が揃わないと数は釣れないと思います。脈釣りなら絶対釣れるというわけではありませんので、くれぐれも誤解なきようお願いします。
脈釣り試されたら、ぜひ体験談をコメントに残していただけると幸いです。皆さんの幸運を祈っております。
そんなこと知ってるよ!って方には有用な情報にならずに失礼ってことでヨロシクです。
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