悪い練習(下手の上塗り)

悪い練習(下手の上塗り)

画像の二人は私の三人息子の下二人です。
まだ、練習場にきたのも数回というレベルで、構えからしてきれいじゃないですね。

画像は私がよくいく練習場。
今時珍しいかもしれませんが、いまだに自動でボールが出てこないタイプです。
でも、これけっこう気に入ってるんですよね。
特に、ドライバー打つときは、一球ずつ自分でセットするわけですから、本番に近い気分で打てますしね。
しかも、安い。
お値段は内緒ですが、財布にやさしいびっくり価格です。

さて、前置きが長くなりましたが、練習への心構えのなかの基本中の基本について書いてみます。

練習しているほとんどの方は、

まっすぐ遠くに飛ばしたい

と思って練習してるんじゃないですか(クラブにもよりますけどね)?
もちろん私もそうですが。
私自身、身長は168センチと大柄ではありませんが、ドライバーの飛距離は270くらいまで伸びました。
ここの練習場では、たぶんダントツだと思います。
そもそも、ネット最上段が250くらいしかなく、私の場合はネットを越えていきます(わけあって練習場公認)。
ゴルフを再開した4年前は、せいぜい200くらいのネットにあたるかどうかでしたから、かなり飛距離が伸びました。
まだもう少し伸ばすつもりです。

でも、他の人を見ていると、いつも同じスイングで、そんなに距離が伸びている人はなかなか見たことがありません。
私よりずっと若い人でも、ドスライスしたり、ひっかけたり(もちろん私もあります)。
でも、たまに飛ぶときがあるんですよね。
これがうまくならない原因のひとつです。

先のブログにも書きましたが、100球打ってりゃ、そりゃ、ひとつやふたつは偶然でも当たって飛びますよ。
で、本人は、

当たったら飛ぶのにな

と最も悪い自信をもってしまうのです。

10球に1球のナイスショットが出せる人がどれくらいのスコアが出ると思いますか?
9球はミスショットですよ、そのうち半分がリカバリできる球だったとしても、これで100を切るのは不可能でしょう。
ましてや100球にひとつやふたつでは、どうなるか想像がつきますね。

そうなんです、練習はミスショットを減らす打ち方を体現することです。
プロでもナイスショットを続けられる人はまずいません。
1ラウンド回ってりゃ、ふたつやみっつはミスも出ます。

素人ならば、1/10を5/10に、さらに8/10にナイスショットの確率をあげることが大切な練習なんです。

でも、「当たれば飛ぶのにな」と思って自分のスイングを変えようとしない人は、いつまでたっても1/100ですから、上手になりようがありません。
スイングが悪いから当たらないんですが、このような人は悪いスイングを続けるわけですから、その悪いスイングが徐々に固まっていきます。
するとどうですか、もお、治しようのない下手なスイングしかできないようになります。
これが悪い練習の見本みたいなもんです、下手の上塗りだけはやめましょう

意外と、頭では理解しているけどできない人が多いと思いますよ。



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