20210724知内川視察
私は主に湖東の三河川(芹川、犬上川、宇曽川)をメインにコアユ釣をしてるんですが、ネットをみていると
知内川
の情報をしばしば目にします。人によっては4桁なんて釣果もあるようで、コアユにハマった私としては気になってしようがない河川です。かといって、湖西まではずいぶんな距離ですし、ホイホイと行ける場所ではありません。
今回、湖西に出かけるついでがあったので、それならと知内川を見に行くことにしました。
今回のお出かけは、愛車のV-MAXくんです。連休中でどこも混んでいるであろうことと、コアユ釣りにハマってからはバイクに全然乗ってなかったので、奥さんと二人でバイクで出かけることにしました(奥さんも元ライダーです)。
バイク好きな方ならご存知かと思いますが、このバイク、どのカテゴリーにも属さない特殊?なバイクです。かなり古くなって、今や見かけることはほとんどなくなりましたが、私は大切に乗ってます。このバイクにはVブーストなるものがついていて、6000回転を超えたあたりからターボが効いたような強烈な加速をします。高速走ってても、カンカンッと2速ほど落としてアクセル開けるとビックリするような景色が見られます。これがやめられないんですよね。新型はVブーストがなくなったんでちょっと残念ですが、それでも強烈な加速は受け継がれているようです(乗ったことないですが)。
想定通り、琵琶湖大橋渡って湖西道路に乗った途端に大渋滞。そこはバイクの強みで横をスイスイいかせてもらいました。人気の白髭神社を超えると4車線の広い道ですが、そこから外れて湖岸道路の方に進んでいきます。
途中、安曇川も見てみようと寄ってみました。初めて知りましたが、安曇川には人工河川というのがあって、そこで産卵をさせているようです。見に行ってみましたが、人工河川が使われるのは8月からだそうで、水路に生えた草をせっせと掃除されていました。
安曇川の北流も覗いてみましたが、鳥が魚がつかめずにボーッと突っ立てるだけで、魚影も人も全然いませんでした。安曇川にもヤナがあるんですね。初めて「ヤナ」なるものを見ました。こりゃ、根こそぎコアユつかむ仕組みですね。びっくりしました。
途中、今津で昼飯食って、マキノまで湖岸をまた走ります。
さて、到着した知内川。昼の時間帯ですが、けっこうな人が出ています。やっぱり釣れるところに人は集まってくるんですね、当たり前ですけど。
橋の上にバイクを停めて下を覗くと、いるわいるわ、コアユがいっぱい。そりゃ釣れるでしょ!ってくらいいっぱい泳いでます。こりゃすごい。芹川でも春先は上から見るといっぱいいましたが、その比じゃないくらいいっぱいです。
河口付近では可愛らしい女の子3人の家族が仲良く釣ってました。
離れたところでお母さんが釣り上げると、女の子がビクまで持って走るって感じで、いいチームワークです。浅瀬ですし子供でも安心です。いい水遊びにもなるんですね。
私も、孫連れて来ようかと思いました。
河口から少し上流に向かうと、すぐにヤナの跡がありました。安曇川のヤナ同様、こりゃ根こそぎコアユを捕獲する仕掛けなんですね。こりゃ、ヤナがある時は、そっから上流は全くダメなのがよくわかりました。
この辺りも3人ほど釣ってましたが、見た感じはあまり釣れてるようではなかったです。そこから上流を覗いても人がいっぱい。湖東の三河川はどこもサギや鵜がいっぱいですが、知内川は
鳥より人のほうが多い
くらいです。というか、これだけの人がいてれば、鳥も寄り付きにくいでしょう。だからこそ、コアユがさらにのびのび過ごしているのかもしれません。
さらにバイクで上流に向かいますが、知内川はずーっと釣れるんですね。どれだけの人がいるか数えられませんが、どこまでも釣り人の姿がいっぱいです。連休中とはいえ、春先の芹川のように大量の釣り人がズラーっと延々上流まで並んでました。
こりゃ、コアユ釣りの聖地ですね。
いつか釣りに来るぞ!って心に誓って、視察を途中でやめてメタセコイヤ並木に向かいました。
なかなか遠いので、ホイホイと出かけられるわけではないけど、ゆっくり時間が取れる時には是非チャレンジしてみたいです。お盆に子や孫が帰ってきたら水遊びを兼ねて出かけてみたいもんです。
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