今年も完走!自己ベスト!

今年も完走!自己ベスト!

いよいよ本番。
天気は曇り一時雨。
でも、去年のような暑さはなさそうでホッとします。
ただ、沖縄の路面は滑りやすいので、雨は勘弁して欲しいですねー。

7時に宿を出て、ゆいレールで奥武山公園駅へ。
多くの人は壺川駅で降りますが、こっちの方が裏から近いような気がします。

9時スタートには早い気がしますが、既に参加者は続々と会場入り。
8時20分には出発ゲートが閉まってしまい、指定のゾーンに入れなくなります。
多少、早めに来ていないと最後尾からのスタートになります。

ゾーンをどうやって決めているのかはわかりませんが、去年のタイムが悪かったので、今年はJゾーン。
かなり後方からのスタートです。
後ろから走ったと言って制限時間が増えるわけではないので、スタート地点までの時間はただのロス。
ここからだと10分は軽くかかりそう。

ようやくスタート地点を超えた時には12分くらい経過してました。
さて、いよいよ長い長いマラソンの始まりです。

とにかく3万人近い人が走るので、コースは人で溢れて練習のペースで走れません。
でも、焦っても仕方ないので、周りのペースに合わせながら、完走を目指します。
58号線から国際通りに入っていくと、沿道から多くの声援をいただけます、これってパワーになるんですよね。

3年前に初マラソンにチャレンジした時にはわからなかったんですが、仮装してると沿道から
「アンパンマンがんばれー!」とか
「○○がんばれー!」って
名指しで声援がもらえるんですね。

で、去年は【スッパマン】でチャレンジしたんです。
でも悲しいかな、
「す」って書いてるけどなに?
っていう反応が多かったんです。

で、今年は何かウケるものないかなー、と考えてたんです。
で、ドンキに行っていろいろ物色したんですが、これと言ったものがなくて、サンタの帽子を買おうとしてたところ、息子が
「サンタじゃなくてミニオンでしょ」
って言われて、私自身はミニオンの名前すら知らなかったんですが、ミニオンのかぶりものを探して買ってきたんです。

するとですよ、これが大当たりだったんです。
スタート直後から、あちこちで

「ミニオンがんばれー!!!」

って、ほぼ声援独り占め状態だったんですよ。
これは嬉しかったですねー。
沿道のあちこちから「がんばれー」と声はいっぱいいただけますが、自分に向けて「がんばれー!」って言われるとホントにパワーになりますよ。
これ、最後までずっと独り占め状態で、ホント今年のパワーになりました。
仮装はちょっと恥ずかしいけど、これはやらなきゃ

だと思いました。

沿道ではいろいろな演出をしていただく人がいるんですが、那覇マラソンスタート後の定番は

YMCA

参加したことがある人ならみんな知ってるYMCAです。


ただ、YMCAのところをひたすら流し続けるだけですが、ランナーがみんなYMCAをしながら走ります。
これ、いい演出ですねー、楽しめます。

さらに、沿道では市民のサポートが受けられます。
水やスポーツドリンクは定番ですが、他にも、黒糖、塩、アメ、みかん、バナナ、などなど、いろんなものを提供していただけます。
私は、途中で、ポカリスウェットのパックを二ついただきました。
これ助かりました。
というのも、沿道で提供されているものをいただくのに道の端を走るわけですが、目の前で急にランナーが止まったりするのでかなり足に負担がきます。
で、ポカリをいただけてセンターライン寄りを楽に走れました。
ホント助かりました。

中間地点は2時間ちょい経過。
目標は1時間50分くらいなんですが、流石にこの混雑では無理です。
でも、時間的には完走は可能なペース。
ここではJAが提供してくれているトマトが楽しみ。
丸ごと一個いただき頬張っていただきました。

中間点の平和記念公園をすぎると次の楽しみは、ひめゆりの沖縄そば。
なんと沖縄そばを提供していただける店があるんです。
ひめゆりが近づいてくると自然と足が進みます。
でも、残念なことに、今年は麺が早くになくなったようでした。
残念。
スープだけいただきました。

で、そのまま走ってると、これまでは知らなかったんですが、チキンラーメンスタンドがありました。
チキンラーメンの無料提供です。

これはラッキーと思って立ち寄りました。
ちょうどお昼時だったんで、めっちゃおいしかったです。
食べてるとテレビの取材に出くわしました。
どこかで流してもらえるかもしれませんね。

沿道の演出でうれしいのがエイサーです。

けっこうあちこちで見られます。
踊りと太鼓で元気もらえます。

そして定番の吉野家の牛丼。

これ後半の楽しみです。
ほんの一口なんですが、これがまたうまい!
3000人分ほど用意されているようですが、ホントにありがたいです。

ここを過ぎると34キロの制限地点。
ここでもちょっとした感動が。
沿道では多くの学生さんがボランティアで協力してくれているんですが、あちこちでタッチしてくれます。
これもうれしいんですよ。
で、制限地点を塞ぐために集まっている学生さんたちが並んでタッチしてくれるんです。
走りながらタッチしていくと、最初の学生さんの手にびっくり。
思わず止まって戻ってもう一回見てみました。
なんと手にはいっぱいのマメ。
すごく練習してるんだろうなと思いました。
「手すごいね」
っていうと、並んでたみんなが笑顔で送り出してくれました。

終盤、赤嶺の交差点から奥武山公園に向かうわけですが、このゆいレール沿いの道がけっこうな上り坂。
最後の難関です。
もお、足はとっくに限界を越してるので、ムリは禁物。
つりそうになると歩いて、楽になると走って。
小緑の駅辺りからは今度は下り。
ここで調子にのって一気に駆け下りたらついにつってしまいました。
かなりの疲れが溜まっていて、全然、元に戻りません。
沿道の方も心配して声をかけていただきました。
5分くらい立ち止まってたかもしれません。
なんとか歩けるようになってトボトボと再スタート。
しばらくすると走れるようになったので、ゆっくりゴールに向かいました。

公園の敷地に入ると学生ボランティアがずっと並んでタッチしてくれます。
さっきまでの足の疲れを忘れて走れました。

そんで、感動は最後に待ち受けてました。
ゴール手前で50人くらいのブラバンの学生が並んでまして、たまたまその時は演奏してなかったんです。
そんで、みんな手を振って応援してくれるもんですから、こっちも手を振るとさらに勢いをつけて振ってくれます。
嬉しくなって、ブラバンの前を手を振りながら戻って、往復してしまいました。
みんな、大いに盛り上がってくれて、すごく嬉しかったです。

結果、いろいろロスもあったけど、自己ベストをわずかに7分ほど縮めることができました。
いやー、今年も楽しませてもらいました。
サブフォーは程遠いですけどね。
ありがとうございました。



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