塩そば

塩そば

こちらのお店、以前から気になっていました。
浅草通り沿いで、稲荷町の駅からはすぐ、上野駅からでも5分程度で歩ける距離です。
確か、以前は24時間だったかと思いますが、現在は11時から翌朝3時までという営業時間のようです。
後の予定もあったので、11時の開店早々にうかがいました。

まずは基本の塩そば。
私の苦手な券売機です。
さらに、いろいろ工夫されているんでしょうが、メニューが多くて券売機の前でしばし固まってしまいます。
後ろに待っている人がいれば、間違いなく順番を譲っていたところですが、幸い開店直後で誰もいなかったのでじっとにらめっこしてました。

よくよく見ると、過去のレビューで見た券売機とは並びもメニューの表記も値段も変わっていたようです。
「極め塩 鶏そば 冷or温」850円となってました。
15年の画像では650円だったようですが、かなりの値上がりですね。
でも、まあ、基本は塩そばのようですので、こちらを温でお願いしました。

カウンターは全部で10人くらいは座れそうです。
ただ、この雰囲気では女性はちょっと厳しいように思いました。

厨房を若い男性ひとりが忙しく動き回っています。
いろいろなメニューがあるので、こりゃ混雑時は大変だろうと思いました。

で、到着した塩そば。
ルックスはかなりあっさりした感じ、鶏肉が5つほどゴロゴロ入ってました。
醤油を使わず塩で整えた味らしいです。
まずは汁をずずっと。
んー、そばというよりラーメン系の味かな。
でも、そばにもしっかり合います。
関東のそばといえば真っ黒な出汁が定番ですが、ここまで色のない出汁で味がしっかりしているのもなかなか珍しくていいかなと思いました。

麺は、十割だそうですが、ちょっとボソボソと粉っぽかったような気がしました。
人によっては茹ですぎと感じられる方も多いようで、麺のゆで加減によって感じ方が変わるようです。
というか、麺のゆで具合が不安定なのかもしれません。

鳥を一口いただくと、ニンニクのよく効いた味で仕上げられています。
ほー、なるほど、という感じ。

さらには、卓上の胡麻唐辛子、ニンにらタレ、カツオ粉を追加投入して順次味変しながらいただきました。
店内には所狭しとウンチクが書いてあって、ちょっとうっとうしい感じはしましたが、この味変ツールはありです。
ただ、最初投入した胡麻唐辛子ですでに塩そばの味は薄れてしまい、ニンにらタレを入れた時点で、一体何味だったのか元の塩の気配はなくなり、カツオ粉を入れたらさっぱり何かわからなくなってしまいました。
追加投入は控えめがよろしいようで。

ちょっとコスパ的には?かな。
これが元の650円なら全然OKだったんですが。

まだまだ不思議なメニューがいっぱいあるんで、こちら界隈にきたときにはいろいろ試してみたいですね。
大いに再訪ありです。

こちらの本店のほかにも店舗があるようで、ホームページは物語風にいろいろ情報がのってましたが、店内のウンチク含めて、ちょっと行き過ぎた感じはマイナス点ですかね。
http://soba-suke.com/

そば助 稲荷町本店そば(蕎麦) / 稲荷町駅田原町駅新御徒町駅

昼総合点★★★★ 4.0



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