20210805知内川コアユ釣り254匹自己ベスト
先日、バイクで知内川を視察してから、チャレンジできる機会を模索していて、ようやく朝から行ける日ができたので知内川に行ってきました。
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初心者でも簡単!芹川コアユ(小鮎)釣り情報はこちら。
時間:5時半〜14時
ピーク:朝〜8時過ぎ
天気:晴れ、風ほぼなし
流れ:ゆっくり、浅い
仕掛:延竿、ホワイトパール
エサ:独自配合
型:小〜中前後
混み具合:河口近くは少なかったが、入れ替わり立ち替わり釣り人がくる、上流はけっこう混んでたようだ
前回、視察にきたときに河口近くで家族がポツポツ釣っていた。流域が長いのでどこで釣るかはかなり重要だ。知内川に限らないですね。かといって、滅多に来るところではないので、どこがいいのかよくわからない。事前にネットで調べていても、「ここ」ってとこはわからない。
仕方ないので、河口付近から順に上がっていきながら探そうと思って、現地についたのが5時ごろ。ホットスポットは暗い時間から取り合いになるようで、もっと早くいきたかったけど、二度寝して出発が遅れてしまって焦ってしまう。
スポット以前に川にどこから降りられるかを探すのが最初。河口から右岸を走り始めたが。右岸から河原までは距離があるし、相当な草を分け入らないと着けそうにない。一度戻って、左岸を走ることにした。
湖岸道路の橋(新大川橋というのかな)から上がると、すぐに河原に降りられそうなところがあった。前にも書いたが、私はいくらホットスポットでも人が混み合う場所はあまり好きじゃない。この時間でも誰もいないし、川をみているとコアユはそれなりに泳いでいるようだ。途中で場所を変えるのは大変だけど、今日は一日たっぷり時間があるので、とりあえずここで投げてみることにして荷物を下ろしてスタンバイ。
しばらくすると、おっさん二人が河原に降りてきた。二人とも網を持っている。やな感じ。は的中。投網を準備しはじめた。「近くに来ないでね」と願うばかりだが、その願いは全く届かなかった。
深さはないが、まずは脈釣りでチャレンジしてみることにする。短い3.6Mの竿に仕掛けをセットしてウキを付けずに流してみる。時々、コンコン合わせながら流してみるが、コアユのムレには少し届かない。私の4.5Mの竿は硬調なのであまり脈釣りには向かない。ので、ウキ釣りにすることにした。仕掛けはホワイトパール3本を下に、パールファイバー3本を上につけた。
その頃には、投網のおっさんの一人は私の前まで遠慮なく歩いてくる。
フツーそこは歩かないでしょ!
ってとこまでズンズンと。そりゃ、そこに魚がいるからくるのかもしれないけど、マナーってもんがあるでしょ!同じ川で魚取ってんだから、仲良くしようぜ、と言いたいが、そんな言葉は届きそうになかった。あんまりひどかったら声かけるか、って思ってたけど、まギリギリ我慢の範疇で収まって、結局8時過ぎには帰っていきました。
さて、ウキ釣りにして2〜3投は当たらなかったけど、徐々にあたりがではじめた。エサが溜まってきたのかもしれない。それにしても、
知内川のコアユは小さい
このところ湖東の河川は数は少ないが大きいのが釣れる。それにしても、釣れるのはいいけど小さい。10センチ前後のものが大半だ。中には5〜6センチくらいのリリースサイズも混じってくる。小さいのは小さいなりに炊いて食べるにはちょうどいい。あまり小さいのはリリースしながら、炊く用のコアユの数を揃えるつもりで釣ることにした。
たまに2〜3連もあるけど、ほとんどが1匹釣り。それでも、このところ湖東3河川では鈍くなっている当たりがけっこうくるので久しぶりにうれしい。コアユ釣りをしている実感が湧いてくる、というか思い出す。
春先の芹川は時間帯も関係なくガンガンきた時期もあったが、知内川はこの時期でもそこそこ釣れる。コアユの生態は不思議としか言いようがない。ポイントが良ければ時速束釣りできるとも聞く。さすがにそこまでの釣果はないけど、時速4〜50匹くらいはいっている感じ。
んー、おもしろい!これぞコアユ釣り、って感じです。しばらく忘れていた釣りの快感を感じられた。
日が高くなってきたものの、ちょうど木や橋の影で助かった。橋の下ならずっと影だしいいかと思ってちょっと移動してみたが、護岸からでは橋が邪魔になって釣りにくい。思う通りのポイントにも投げにくいので橋の下は諦めた。
それにしても今日はいい天気。休憩の時に景色をみるとマキノの山並みがすごくキレイだった。
キレイな景色を見てキレイな空気を吸って、コアユ釣りを楽しむ、この歳になっていい趣味を持ってよかったと思った。
9時ごろになってくると釣果が急に落ちた。そこまではけっこう釣れてたので、落ちたところで帰ろうかとも思ったが、せっかくマキノまできたんだし、時間はあるからもう少し釣ることにした。
私の上流で投網をしていたあたりで朝から釣ってたおっちゃんが寄ってきた。私も一番最初に見にいったポイントだったけど、投網のおっさんがきたから逃げてきたところだ。
「よく釣れてますねー」と私の釣りを見ていたのか、「あんまり釣れんからアホらしくなってきたんで帰ります」ってことで、残ったエサをもらいました。
市販の餌を使って釣ってたみたいです。
せっかくもらったんで使ってみるかとすると、こりゃパサパサだわ。バラけるからいいのかもしれないけど、これじゃエサ持ちしない。自分のエサと混ぜて使うとなんとか使えるレベルになったので、混ぜながら使わせてもらうことにした。
おっちゃんも私のエサを気にしてたけど、今日は釜揚げシラスとパン粉のセットと、市販のエサにサバ缶やいりこの粉などを混ぜた独自配合の2種類。どちらも小麦粉を足して粘りを調整しています。あんまりバラけすぎるのもエサ持ちしないし、小麦粉を入れすぎると固まってバラけないし、その辺は自分の好みに合うように調整してます。
人によっていろいろだと思うけど、私の場合は、何回もエサつけるのが面倒なんで、2〜3回に一回流してエサつけする程度に硬さを調整しています。
隣のおっちゃんが帰ってしばらくすると、また別のおっちゃんが寄ってきて「釣れますか?」てんで(それまでに)「100はきてると思いますよ」ていうと、「じゃ、ちょっと上に入らせていただきます」「どうぞ、どうぞ」ってことでさっきのおっちゃんと同じところで流しはじめました。でも、あんまり釣れてなさそうな。。。
1時間くらいすると、「あんまり釣れないから帰ります」って早々に退散された。
お二人のおっちゃんとも川の流れに乗せて釣ってる感じでしたが、私は、流れにくい底するラセンをつけて、時々シャクルようにして流してました。これがいいのか悪いのかわからないけど、不規則なハリの動きがコアユを惹きつけてたのかもしれません。
お昼頃になってきて、落ちた釣果が戻りかけた感じ。それまで1〜2投に1匹レベルだったけど、ほぼ1投に1匹釣れるようになってきた。それまでしゃくってたのが、しゃくらなくても釣れるようになってきた。2連も何度も釣れてきました。暑くなってきたのでやめごろを模索してたところ、さらにやめにくくなってきました。
その頃には、また同じ場所に老夫婦と息子さんらしき3人連れのファミリーが。こちらもなかなか釣れない様子でした。おっちゃんは一人で川に入ってさらに上流まで釣りに行ってたようですが、帰り際に聞いたところ、「テレビでやってたから10年ぶりにきたけどダメでした」ってことでした。テレビの話題は聞いてたけど、爆釣だったようで、そりゃ知内川もさらに人が多くなってるようですね。
橋の下では若い3人組が釣ってましたが、こちらもあまり釣れてない様子でした。やめるなら場所譲ってから帰ろうかと思ってたら、静かになったと思ったらいつの間にか帰ってました。
日が昇ってきて影がなくなってきました。暑さ対策のために空調服を準備してきたんですが、空調服自体も暑い。
時々、橋の陰で休憩しながら釣ってて、12時過ぎまで空調服着てたんですが、脱いだらどうかと思って脱いで釣ってました。これが災いしたか。13時頃になるとUVの長袖が汗びっしょり。1Lの水を持ってきてたんで何度も水分補給してたんですが、それでも気分が悪くなってきて、橋の陰で休んでは釣って、て感じで続けてましたが、さらに息苦しくなり、体が重くなってきて、
これが熱中症か
って気がつきました。気がついた時には時遅しです。どんどん体がだるくなってくるし、釣果が上がってきたところで悔しかったけど14時で終了としました。そこからが大変!
荷物片付けるのもだるくて、2回に分けてすぐ上の堤防まで運ぼうと思ったけど、1回上がるとへたりこんで車に腰掛けて休憩。ちょっと楽になったところでもう一度荷物を取りにいって終了。車のエアコン最大にして脱げるものは全部脱いで木陰に車を移動して休憩。すぐ近くにコンビニの看板が見えたので飲み物を買いに走りました。
そんでアイスを食べてスポーツドリンクごくごく飲んで、15分ほどでなんとか回復してきました。一時は本気で救急車呼ぼうかと思ったくらい辛かったです。
くれぐれも熱中症には気をつけて
自分でも気をつけてたつもりですが、気がついた時には遅い、ってことに気がつきました。
日焼け止め塗ってたけど、それでも顔も手もしっかり焼けるくらいの強い日差しでした。
強烈な日差しでクーラーボックスも熱中症。タオルをかけて影にしといたつもりだけど、中の氷は溶けてたようで、持ち帰ったコアユはだいぶ弱ってて、触るだけで柔らかくなってるのもけっこういて、早々に奥さんに調理をお願いしました。
結果、これまでの自己ベストの254匹。数としては十分な量ですが、9時間勤務の感覚的には「爆釣」とまではいかずでした。もう一度チャンスがあれば、爆釣ポイントを見つけてガッツリ釣ってみたいもんです。
さて、今回の知内川の釣りで気がついたことは、小型のコアユでも黄色くなってて、中には追い星がついてるやつもけっこういること。これは、湖東で釣ってる時には見たことないです。大きな15CMレベルの追い星はいくらでもいるけど、10CM程度の追い星は見たことがない。この追い星の意味はまだ解明されてないそうだけど、釣ってて感じるのは
追い星あるやつは間違いなく元気
ってことです。引きも強いし、グルグル逃げ回るもんだから一度は仕掛けをやられてしまいました。総じて、
知内川のコアユは小さいけど元気
ってのが今回の感想です。
こりゃまた知内川に来ないといけないな。