20220714宇曽川コアユ49匹?1匹
この頃の雨で湖東の三河川はどこも増水しています。たぶん増水したからフーセンダムを解放したの …
さてさて、前回、隣で常連と思しきおっちゃんが爆釣していたのを見て、私も真似してみたいとずっと思ってて、今回チャンスができたので行ってみました。
釣りたいと思った場所には誰かが場所取りしてたんで、ちょっと離れたところでセッティング(冒頭の写真)。ちゃんとゴミ袋もつけてます。この周りもごみの多いこと。釣りする人なら、自分のゴミくらい自分で持って帰るのがマナーですよね。いい年したおっさんが多い場所で、こんなゴミ見るのは情けないです。場所取りしてたのは、やっぱり常連のおっちゃんでしたけど。
釣れ始めるとメシ食う間もなくなるので、先に買ってきた弁当で腹ごしらえ。いざ実釣です。12:00スタート!
今回のセットは、
・短い3.6Mの延竿(子供用の1500円くらいの安物です)
・前回まで使ってたパールファイバー3本バリ(1本パール壊れてます)
・オモリ兼用のラセン(ラセンならなんでもいいと思いますが、流されにくいちょっと重いものがいいと思います)
・エサは途中のスーパーで買ってきたシラスとパン粉(前回までの古いエサは捨てました)
ウキや目印は何もつけてません。超簡単な仕掛けなんで誰でもマネできると思います。
川面を見ていると、あちこちでコアユが水面をはねてますが、そこは気にしないことです。自分が釣りたいところにエサで寄せてくることを考えてください。はねているコアユを狙っていると、いつまでたっても釣れません。
それと、今回考えたことは、ラセンとハリは別物と考えること。ラセンはあくまでエサ巻き用、ハリは巻いたエサに集まったコアユを釣る用と考えました。
だから、エサを付けたときは仕掛けはあまり流しません。ラセンからエサがなくなってから、ゆっくり流します。これが大当たりの要因です。
最初の何投かはエサ巻きなんで釣れなくてもいいです。徐々にコアユが集まってくれば自然と釣れます。
今回のシラスは300円くらいのもので量的にも少ないかなと思ったけど、釣れ始めると5投に一回くらいしかエサつけないので、全然余りました。
エサは2~3回投げればなくなるくらいの硬さにしました。けっこうばらけやすい感じです。
エサがなくなれば、エサを巻いたあたりから下流に仕掛けを流します。流すというより、仕掛けを落としてアタリを待つだけ、って感じで入れ食いです。
エサなしで5~6投してアタリが渋くなってきたら、またエサをつけて2~3投エサ巻きします。これの繰り返しでバンバン当たります。
これぞ脈釣りの妙という感じです。いやー、爆釣モードでよかったです。
2時間くらい爆釣してると、だんだん何やってんのか頭がボーっとしてきます。もおビクもパンパンになってきました。このビクは義父から譲り受けたもので、そんなに量が入らないので、14:30に満杯近くになったんで2時間半で終了となりました。
2時間半でトータル207匹は、時速で自己ベストに近いペースだと思います。型は小~中くらいな感じです。まだこれから大きくなってくると思います。10匹に1匹くらいは大きめの塩焼きサイズもいました。
今回、短めの竿にしたのは大正解でした。周りで、流し釣りな感じでウキつけて釣ってる人が多かったですが、宇曽川ではなかなか爆釣しません。
今回のテーマ「短い竿」「エサのバラケ」「流し方」、考えてきたやり方が大当たりしたので大満足でした。
家に帰って一番大きなザルに移したのがこちら。
2時間半で釣ったコアユのワタヌキに結局1時間半かかりました。あとの料理は奥さんにお任せです。
いやー、いい釣りができました。とさ。
前回、7月11日に隣のおっさんから教えていただいた脈釣りの仕掛けについて、多くの反響をいただきました。おっさんの了解を得ていないので公開を控えていましたが、どうやら宇曽川では脈釣りはけっこう標準的な釣り方のようで、多くの方が脈釣りをされていることがわかってきました。
なので、仕掛けを一般公開することにしました。
冒頭の写真がその仕掛けです。パールのハリは3本で十分だと思います。5本とか7本とかでもいいとは思いますが、釣れているときはハリが多いと手返しが悪くなりますし、何本もコアユがかかってしまうと絡まる原因にもなり時間のムダになります。何より脈釣りの時はアタリが伝わりやすいように短い軟調の竿を使う方がいいと思うので、短い竿に長い仕掛けでは使いづらくなってしまいます。私的には3本ハリがおすすめです。これでも釣れる時は2連3連がきますので、十分数釣りできると思います。
竿は、私は3.6Mを使っています。うちの奥さんが4.5Mで釣ってましたが、それでも扱いにくそうでした。
って感じです。周りを見ている感じでは、さらに短い竿を使って脈釣りしている方もいるようです。5Mを超えるような竿ではアタリを掴みにくいので、脈釣りには不向きだと思います。
さて、仕掛けの説明ですが、画像のとおり(見にくいので拡大してご覧ください)、市販の3本パールの下にラセン、その下になぜか少し離してオモリをつけます。これがどのような意味があって、どのような効果があるのか、今の時点では不明です。
画像のラセンとオモリは実は近くに落ちていたものを拾ったものです。おっさん以外にもこの仕掛けを使っている人がいるということだと思います。
あと、画像では見にくいですが、道糸につける目印があるとかかった時の引きがわかりやすいのでいいと思います。目印はどんなものでもいいと思います。誘いをかけていると、目印がギュッと引き込まれたらゲットです。
普通のウキ釣りのように、上流からオモリ ⇨ 仕掛け ⇨ ウキ、を流すというよりは、オモリ・ラセンを一点に留めて、その場所で竿で誘いをかけるという感じだと思います。普通に流したのではウキ釣りと変わりませんからね。そうすることで、一点にエサが滞留して小鮎を集めて、あとは誘って数釣り、って感じだと思います。
流してパールに食いついてくる小鮎を待つウキ釣りと違って、
という感じがわかると脈釣りの成果が得られると思います。ウキ釣りが「待ちの釣り」なら脈釣りは「攻めの釣り」だと思います。何度も言いますが、
その辺の誘いの妙は、実際にご自身で体験して納得していただくといいかと思います。
これは、ある程度水深のある宇曽川独特かもしれません。芹川のように浅瀬の釣りに向くかどうかはまだ未体験です。近々、他の河川でも試してみて、また結果はこちらで報告したいと思います。
昨日、昼間に1時間ほど時間があったので、宇曽川で脈釣りしてみましたが、ほとんど釣れませんでした。土曜日でたくさんの方が釣ってましたが、脈釣りだけでなくウキ釣りもほとんどダメっぽかったです。
小鮎釣りだけでなく、どんな釣りでもそうですが、
いろいろな条件が揃わないと数は釣れないと思います。脈釣りなら絶対釣れるというわけではありませんので、くれぐれも誤解なきようお願いします。
脈釣り試されたら、ぜひ体験談をコメントに残していただけると幸いです。皆さんの幸運を祈っております。
そんなこと知ってるよ!って方には有用な情報にならずに失礼ってことでヨロシクです。